最後まで
by 恋DOKi開発者
こんにちは。本作でメインライターを勤めさせていただいております大三元といいます。
縁ありまして、こちらで一本書かせていただくことになりました。
本作恋DOKiの主人公、「河西結弦」の名前に関してなど書いてみようかと。
名に関してはご想像の通り、あの金メダリストを意識しています。
サブキャラにもあの競技の選手の名前が元になっているのがチラホラと(笑)。
当然ですが企画は昨年のまだ暑い時期からスタートしております。
企画段階で偉い人に「彼を誰もが知ってると思うなよ?」と言われたのも懐かしい思い出です。
とりあえず偉い人には「絶対にメダル獲って知らない人のほうが珍しくなりますから!」と言い続けた僕の勝ち!
……と。ここで吠えておきますね!
そして、苗字にも秘密があるんですよ。
これ、金メダリストと銀メダリストにあやかっためでたい名前に見えるじゃないですか。
あくまで結果としてそうなったわけですが、この河西……実は、僕の本名なんですよね(漢字は違いますが!)。
苗字に悩んでたら、雨音さんが知らない間に企画書にこの苗字でしれっと書いていやがりまして。
他社で散々ディレクターの本名をやられキャラにつけて、うさをはらしていた報いをこんな形で受けるとは……。
特に序盤、涼香や美琴に苗字で呼ばれ散々な扱いを受けるわけですよ。
そして収録にも今回は珍しく立ちあったわけですよ。
どMの血が騒いじゃうじゃないですか!
「イヤン、でももっと……っ!」 と、ブースの外で悶えている僕を役者さんも音声Dさんもゴミを見るような目でみつめてくれました。
あ、その視線がまた……っ!
と、言うことで、心も僕と同じ(読み方の)名前を持つ血縁だという認識になりました!
今まで、キャラは自分の娘だ、と送り出してきた自分ですが、心に関しては僕の妹だ! と送り出しておきますね。
心が欲しければこの兄を越えて行け! シスコン上等じゃ!
なお、大三元さんはマガジン本誌で好評だったため、マガスペで再連載が始まった漫画「りぶねす」を激烈応援中です。
と、まあ、アホな話はこれくらいでいいですか?
最後に少し真面目なお話を。
この作品のキモは「みくの正体」に集約されると思います。
それについては、作品以外で我々が触れることはありません。
是非、『最後まで』プレイして彼女の正体と想いに触れてあげてください。
よろしくお願いします。