地球の温暖化により南極の氷が溶け、世界的に水位があがった未来――。
日本国土の一部が水没し、本州の一部は海で切り離された【高尾島】。
水のある生活が当たり前になった世界では水着が爆発的に普及し、多数の水着
メーカーが存在していた。
売上トップを誇る水着メーカーがこの新島を購入し、そこで最新の水着を開発す
るための研究施設兼学園を建設した。
全寮制の学園では、新作水着の開発に協力する生徒に一部学費が免除されている。
この会社に勤務する父から新作水着開発の手伝いを頼まれた、主人公【桃谷 海
十】(ももや かいと)は幼少の頃わずかの間暮らしていた島に戻ってきた。
海十の仕事は、父個人からの依頼で、父が会社の品評会に出す予定の新作水着の
着心地や感想を学園の女の子から聞いてまとめること。
そのデータを元にさらに改良を加え新しい水着を開発することになる重要なお手
伝いだ。
社内ネットワークと脳内チップが繋がっているネコ型ロボット【のりたま】を相
棒として受け取り、
今後このロボットに最新水着のデータが次々と追加されていくという。
しかもこのロボットには特殊技術によって水着を粒子レベルで分解・再構成する
機能までも備えられていた。
目指すは学園主催の品評会(水着コンテスト)!!
彼女達の協力の元、最高の水着で品評会で優勝を目指す。