【このみ】

「奈々さんが一位！　美しさ、有能さもナンバー１、納得ですね」

【奈々　】

「一位……意味不明。利益となる面は見受けられない」

【このみ】

「いえ、そんなことないですよ。すっごく名誉な事ですよ！」

【奈々　】

「……名誉？」

【このみ】

「はい、この中で一番の人気者って事ですから」

【奈々　】

「人気者……」

【このみ】

「あ、ちょっと照れてますね、奈々さん」

【奈々　】

「照れてなど……いない」

【このみ】

「でも、ちょっと顔、赤くなってますよ」

【奈々　】

「問題ない、ただの光彩効果の変化」

【このみ】

「ふふっ、そういう事にしておきましょうか」

1920×1200 / 1280×1024 / 1024×768 / 800×600

【このみ】

「２位は、木野まどか先生です！　って、自分で言うのもなんですけど……」

【奈々　】

「問題ない、同一人物であることは既に周知の事実」

【このみ】

「い、いや、そういう事じゃなくて、自分で自分の紹介するのって、なんだか気恥ずかしいです」

【奈々　】

「気恥ずかしい……新しい感情表現を記録」

【このみ】

「でも、スタッフさんも意外なまどか人気にびっくりしてました」

【奈々　】

「確かに、年齢層が上がったキャラクターは、統計的に人気が出ない事が多い」

【このみ】

「きっと、みなさんが私を元に戻したいっていう優しさゆえのランキングですね♪」

【奈々　】

「ウィ、ＥＴＯＩＬＥＳファンは皆優しい……記憶完了」

【このみ】

「３位は私、門真このみです♪」

【奈々　】

「不思議……」

【このみ】

「不思議って、どうしてですか？」

【奈々　】

「内包された感情は同一、しかし、ランキングには差が出る」

【このみ】

「あ、そうですね。確かにちょっと不思議かも……」

【奈々　】

「そもそも、別集計である事自体が不思議。合算すれば、一位となる」

【このみ】

「でも、発売前の体験版時点ではそれは発表されてなかったみたいですし」

【奈々　】

「今度は、あわせた状態でも負けないようにしなくては」

【このみ】

「あ、奈々さん、さりげなく燃えてますね」

【奈々　】

「ウィ、このみと私はライバル」

【このみ】

「ふふっ、そうですね、いい意味でお互い高めあっていきましょう♪」

【奈々　】

「４位は宝蔵院万里香」

【このみ】

「体験版での出番が少ないのに、ちゃんと人気があるのがすごいですよね」

【奈々　】

「ウィ、このランクは、むしろいい方に入る計算」

【このみ】

「短いながらもぴゅーっと逃げたりする場面、ちょっとインパクトありましたよね」

【奈々　】

「確かに、記憶に残る内容」

【このみ】

「あと、やっぱりちっちゃくてかわいいのが人気の秘訣かな？」

【奈々　】

「大半のコメントが、小さい事への言及」

【このみ】

「ＳＤのウサギ耳なんて、私も思わず頭撫でたくなる可愛さですもんね♪」

【奈々　】

「……」

【このみ】

「奈々さん、どうしたんですか？　急に黙り込んで」

【奈々　】

「……私も、少し小さいほうがいいだろうか？」

【このみ】

「い、いや……それはあんまり関係ないと思いますよ」

【奈々　】

「では、ウサギ耳を……」

【このみ】

「あ、それはそれでいいかもしれないですね、似合うかも♪」

【このみ】

「５位はみのりちゃんです」

【奈々　】

「コメントのおよそ９割が眼鏡に対しての言及」

【このみ】

「そうそう、やっぱり眼鏡っ娘はファンがいっぱいですよね」

【奈々　】

「しかし、体験版の出番が多いにも拘わらず上位に入らなかったと不満を漏らしているのを見た」

【このみ】

「あ、そうですよね、命がけの活躍だったのに……」

【奈々　】

「体験版、影の主役……」

【このみ】

「あと『いいツンデレ』というコメントもありましたね」

【奈々　】

「ツンデレ…検索、『普段はツンツンした態度を取るが、恋愛関係にある特定の人物に対しデレデレとする様』」

【このみ】

「体験版では、ツンツンした部分が目立ってしまったのかもしれないですね」

【奈々　】

「ウィ、那須みのりは後半がポイント」

【このみ】

「健気さもみのりちゃんのいい所なんで、そんなみのりちゃんの健気さが見たい方、ぜひぜひ製品版で確かめてみてくださいね♪」